スズメバチ、今季激増か❕～takaokun103's blog～

秋の行楽シーズンを迎え、スズメバチの被害が急増する懸念が高まっている。

スズメバチは攻撃性が高く、何度も刺されると『アナフィラキシーショック』といわれる呼吸困難や意識障害などを起こし死亡する危険がある。

厚生労働省の調べによると、スズメバチを含むハチによる死者は、2015年が23人、16年は19人、17年は13人と推移している。

今年8月に行われた長野県松本市の自転車ロードレースでは、参加者ら61人が刺された。また今月8日には長野市内でキノコ採りをしていた50代の男性が刺され、一時意識不明の重体となった。

今年は4月の気温が高かったため、巣作りの時期が2週間ほど早まり、羽化したはたらきバチが巣の中で平年より激増している恐れがある。またその後の梅雨時期に耐え、記録的猛暑でさらに成長したとみられる。

スズメバチは気温20度くらいであれば活動が可能なため、11月下旬までは注意が必要である。

服装は黒い色は避けること。また香水も厳禁である。

巣をもし見つけてしまったら、振動で刺激を与えぬよう静かに後ずさりして逃げるなど、身を守る行動をしよう。